【猫風邪対策】やるべきこと3つ!あると助かるグッズもご紹介!
体力の落ちやすいこの季節。
猫風邪、罹ってしまうと本当に大変ですよね。
多頭飼いとなればなおのこと。
うちの猫たちも、
一匹が発症⇒次々に感染
と、なかなかの大惨事でめちゃくちゃ大変だったんです(現在は完治済み)。
※詳細は過去記事に記載していますので、よかったらそちらもチェックしてね。
なかなか手ごわい猫風邪。早く治してもらうには、飼い主さんたちの素早い行動が不可欠!
ということで…
猫風邪にかかってしまった猫のためにやるべき3つのことについて解説します!
また、猫風邪の看病をするうえであると便利なグッズもご紹介します!
すぐにやるべきこと
とにかく早めに病院に行く
いきなり当たり前のことをいうなよ!!
(はい。そうです…ゴメンナサイ)。
ただ、一にも二にも、まずはやっぱりこれなんです。
ちょっとでも気になる症状があれば早めに病院に行くに越したことはないです。
猫は人間じゃないからこそ、早めに専門の方に見てもらうようにしましょうね。
多頭飼いの方は、他の猫ちゃんへの影響を減らすことも大事ですからね。
うちも実際に、猫3匹分の免疫のお薬をいただいたことで
「全員で悪化する」という事態を防げたのだと思います。
当たり前のことではありますが、自分への改めての戒めも込めて。
隔離する
猫ちゃんが複数いる場合、まずは隔離してあげるのが一番の感染対策になります。
患ってしまった猫ちゃんは、あっちやこっちでくしゃみや咳をします。
それを放置してしまうと、飛沫感染の原因になってしまいます。
実際、うちの場合は咳をし始めてから隔離するまで少し間が開いてしまったため拡大してしまったのかも…
可能であれば部屋を分けて生活してもらうのが理想です。
でも、なかなかそうも行きません
(知らないうちに一緒にいる)。
そういった方は、ケージで隔離してあげるのがいいと思います。
うちには隔離できるほどたくさんのお部屋はないのでケージで隔離していました。
ケージでの隔離でも、タオルなどで仕切りつけてあげると予防効果が上がります!
触れ合わせないこと
近づかせないこと
これが大事なんです。
消毒
感染拡大を防ぐためには、こまめな消毒が効果的です。
私たち人間も、ここ数年はイヤというほど思い知らされているとは思いますが。
患者ならぬ患猫(患にゃ?)がいた場所やその周り。
猫たちの食器など、できる限り塩素系の消毒剤でこまめに消毒しましょう。
多頭飼いだと、食器の共有をすることで、
他の猫に移る⇒パンデミック⇒病院三昧
という事態にもなり兼ねません。
うちは図らずもそうなってしまったので、本当に大変でした!
(知らないうちに別のお皿から食べてるんだもん…)
なので、食器は共有せず、使った後もこまめに消毒するようにしましょう!
用意しておきたいグッズ
さて、ここからはおすすめグッズのご紹介です。
どれもあると非常に助かりますし、猫風邪や体調不良関係なしに使えるグッズです。
いざというときのためにも、しっかり用意しておきましょう~!
おすすめ消毒剤
猫風邪のウイルスには塩素系での消毒が有効なのだそうですが、
ハイターを薄めたりするのはちと怖くないですか?
濃度とかわからないし…舐めちゃったりしたら大変です。
今回紹介するのは、猫にも人にも優しい成分でできた消毒剤です。
消毒剤が一本あれば、パンデミックも防げるかもしれませんし、安心ですよね。(病院代も少し浮くかも…?)
風邪をひいた時以外でも、吐いてしまった後の後処理にも使えます。
消臭効果もしっかりあるので、常備しておくのが良いと思います
ZIASTOP (ジアストップ)
こちらは次亜塩素酸水というもの。
有機物に触れると水と酸素に分解されるという、猫にも人にも優しい成分です。
なので、安心して使えます。
直接吹きかけるとかでなければ、ちょっと舐めちゃったくらいでも問題なしです。
ペット用品の消毒にも安全に使えるし、すでに希釈されているので分量を気にする必要なし。
電気生成のものほうが消毒効果が高いそうなのでこれを選びました。
ただ、加湿器に入れると壊れるそうです。
バイオチャレンジ
こちらは加湿器にも入れて使える環境浄化剤。
先ほどのZIASTOPとは違い、こちらの成分は二酸化塩素水溶液というものです。
これも同様に優しい成分なので、舐めてしまっても安心だそうです。
こちらの詰め替え用は2倍希釈なのですが、
ボトルに希釈用の目盛り線が入っているので、詰め替えする際も安心です。
また、2倍希釈の詰め替え用は加湿器に入れることができるので、空間ごと消毒、消臭できるのが嬉しいです。
ちょっと漂白作用があるようなので、吹きかけた部分の色が薄くなることがあるそう。
うちでは今のところ目立って色落ちしている部分はありません。
消臭効果の口コミがすごいです。
おくすり対策
なかなか飲んでくれないんですよね…
ごましろうに関しては、最終的に口を開かせて放り込んでいました…笑
細かく割るか、砕くかしておやつに混ぜてあげていました。
薬のたびにおやつをあげることになってしまうので心配ですよね。
ですが、そこはおくすり優先でいいんです。
まずは薬を飲ませること、治すことが先決です。
ウェット系のおやつが食べられる子であれば、混ぜてあげると食べてくれる確率が上がります!
うちは、ほんとにこのおやつたちに助けられました。
たまの伝説(通称:たま伝)
みんな大好き通称“たま伝”無添加なので安心です。
ちゅーる(別名:猫用コカイン)
出せばたちまち踊り狂う、みんなの大好物。ほんとに、その節は大変お世話になりました…。
みっけの脳内は9割5分これ。
メディボール
チューインガムみたいな半生みたいなおやつで、薬を中に丸めこむことができます。
そのままあげることができるのですが、薬を触った手で混ぜると存在を悟られてしまいます。
できるだけ外側に薬のにおいがつかないようにしたほうが良いかもしれません。
質感はちょっと脂っぽい。
ごはん:カナガンキャットフード
風邪にかかると、食欲がなくなってしまうことがあります。
そんなときにはにおいの強いごはんをあげてみたらどうでしょうか。
猫は、人間ほど味覚が発達していないため、
においで食べられるものか判断するそうです。
風邪で鼻が詰まってしまうと、重要な判断材料がなくなってしまうので、
ご飯を食べなくなってしまいます。
そのためか、ごましろうも鼻が詰まっていた時は食いつきがあまりよくありませんでした。
そこで、においが強いフードのほうが良いのでは?
ということでカナガンをあげたら、しっかり食べてくれました。
このフード、人間も感じるほどにおいが強いんです(猫が好みやすいにおいだそうです)。
品質もよくて栄養価もばっちりなので、カリカリを食べられるなら風邪の間は食べさせてあげても良いかもしれません(プレミアムフードなのでねだんはちょっと高いです…)
その他
耳栓
これは飼い主側の問題なのですが、夜鳴きで目が覚めてしまったり、寝られなくなることはありませんか?
ケージなどに隔離することで、夜鳴きが激しくなることがあります。
夜鳴きって結構、長く続いたり、音が大きかったりしてこちらが寝られなくなってしまうんですよね。
寝られないと、こちら側にもストレスになってしまい、悪循環です。
なので、わたしは寝るときは耳栓をするようにしていました。
完全にシャットアウトするのではなく、あくまで「ボリュームを下げる」ので
こちらのストレス指数が下がります(これ、結構大事だと思っています)。
猫風邪で心配な中、飼い主も心身ともにストレスがたまってしまうので、こちらも休めるときはしっかり休みましょうね。
アラームもちゃんと聞こえるので安心です。
目の周りのケア
目やにが多く出ていると、まぶたがくっついてしまうことが多々あります。
最悪の場合、治ってもくっついたままになってしまう例もあるそうです。
なので、こまめに目の周りを拭いてあげましょう。
コットンなどの優しいやわらかい素材で拭いてあげるのが良いと思います。
まるごとお手入れスプレーなどでちょっと濡らしてあげるとふき取りやすくなっていいですね。
終わりに
以上、リアルタイムで猫風邪パンデミックを経験したわたしの、備忘録的な対策まとめでした!
ここにあるすべてで、完全に何とかなるとはおもっていませんが、
できるだけ早く対策をしてあげることが、素早い回復に繋がります。
この記事が、すべての飼い主さんと猫ちゃんへお役立ちできるものになりますように。
寒くなってきて体調を崩しやすい時期です。
猫ちゃんも私たち人間も、しっかり対策をしてよきネコライフを送りましょう!